
今日、この本を片手に行ってきた! 子ども会の子らに本書をお年玉としてプレゼントして実地見学に。高知県の観光地桂浜に昭和6年にできた園はじつにこじんまりとしていて、今日も30分少々で一周できたが、ふれあい出来たり餌やりできたり、結構楽しい。餌購入も無人セルフで一人百円の庶民感覚。
コロナ禍でイベント中止も多々あるが、さすが正月でちびっ子連れの家族や若いアベックで適度に賑わっていた。時代の潮流からすれば生き残りも大変な弱小水族館だけれど、飼育員を紹介する本を売り出すなど苦肉の策をたのしそうに連発している姿はほほえましいし、応援したくなる。
最近の読書10冊
- 「おばさん」がいっぱい(執筆)三辺律子(『図書』岩波書店定期購読誌2021年4月号/本をひらいた時)
- 七万人のアッシリア人 ウイリアム・サローヤン(著)斉藤数衛(訳)現代アメリカ作家集上巻所収1971年初版
- 季(とき)間中ケイ子(筆)ほか/日本児童文学2021年3・4月号 特集25年後の子どもたちへ
- カフカらしくないカフカ 明星聖子(著)
- 雪の練習生 多和田葉子(著)
- 物理の館物語(著者不明)/小川洋子『物理の館物語』参照(柴田元幸編『短篇集』所収)
- 『還れぬ家』『空にみずうみ』佐伯一麦(著)
- 十一年目の枇杷(執筆)佐伯一麦(『図書』岩波書店定期購読誌2021年3月号/巻頭)
- もっともらしさ(執筆)畑中章宏(『図書』岩波書店定期購読誌2021年3月号/らしさについて考える④)
- 【続】フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い化面』小野正嗣(筆)NHK100分de名著