敬慕する小川洋子さんの短編小説に登場する一冊。掲げた写真(左)は文中描写にもとづいてわたしが作ったイメージ画像だから、書店サイトで検索しても存在しない。というのも、この短篇集の冒頭をかざるのがクラフト・エヴィング商會さんで、みごとなヘンテコオブジェを実作しての作品(タイトルは『誰もが何か隠しごとを持っている、私と私の猿以外は』)だから、小川さんの作品のために作ってみた。ご本人に見せたら一蹴されるかな、と阿呆な想像をするという副産物も産まれたので、わたしとしては一人満足。
『短篇集』収録作家:クラフトエヴィング商會/石川美南/戌井昭人/円城塔/小川洋子/Comes in a Box/栗田有起/小池昌代/柴崎友香
最近の読書10冊(予定を含む)
- 声無くして人を呼ぶ(執筆)川端知嘉子(『図書』岩波書店定期購読誌2021年2月号/巻頭)
- おさがしの本は 門井慶喜(著)
- 穴 小山田浩子(著)
- 工場 小山田浩子(著)
- ヴァン・ゴッホ・カフェ THE VAN GOGH CAFE シンシア・ライラント(作)中村妙子(訳)ささめやゆき(絵)
- 手塚治虫コミックストリックス
- しもやけぐま 今江祥智(文)あべ弘士(絵)
- 壁 濱野京子(筆)大島千明(画)日本児童文学2021年1・2月号 創作特集ディスタンス
- 子どもが感じる「距離」井嶋敦子(筆)日本児童文学2021年1・2月号 創作特集ディスタンス
- 追悼 藤富保男(季刊びーぐる 詩の海へ 38号特集)