雑誌『飛ぶ教室』66号の「本屋さん探訪」で知った絵本作家さん。神田神保町で唯一の新刊子ども本専門店ブックハウスカフェ店長の茅野由紀さんが、注目の新人を目の前に満面の笑み、此の写真一枚で興奮ぶりが伝わる。
作者いわく、(描き始めた頃のたまごの絵は)さわやかさに欠けていた。その発言に、熱狂店長は「むしろ、光っていたように見えました」と。ホー!とわたしは感歎したのでありました。著者の可愛らしい風貌と作風にギャップがあるようにも感じられる一方で、じいっと見てると一致しているようにも見えてくる。個性が光るってのはこういう時に使うんですね。実物を手にする日があるとすれば、たのしみ・・・そんな気分でインタビュー記事を読んでいる。
最近の読書10冊(願望を含む)
- 春の宵(著)クォン・ヨソン(訳)橋本智保/韓国女性文学シリーズ4
- アジの味(著)クォン・ヨソン(訳)斎藤真理子(頭木弘樹編『絶望書店』所収)
- ゆるく考える(著)東浩紀 (河出文庫)
- 他所者の神戸(執筆)尾原宏之(『図書』岩波書店定期購読誌2021年6月号)
- 実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル(著)鬼澤忍(訳)
- 「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ 長島有里枝(著)
- 未確認ハンバーグ弁当(作)日向理恵子/日本児童文学2021年5・6月号
- 雲と空のはざまで(執筆)大河原 愛(『図書』岩波書店定期購読誌2021年5月号/巻頭)
- お探し物は図書室まで 青山美智子(著)さくだゆうこ(羊毛フェルト)写真(小嶋淑子)装丁(須田杏菜)
- 三の隣は五号室 長嶋有(著)中公文庫