飛ぶ教室66号(2021年夏) 特集:あの物語とその周辺

超有名な童話たちをモチーフに、その物語のマエとかアトなどを空想して描いた小編のなかで、圧倒的なおもしろさは「うさぎとかめ」を扱ったtupera tupera さんの文字無し絵物語だろう。特集の目次には本作は紹介されていないのだけれど、表紙絵がはじまり部分で、裏表紙の絵がラストと見える。「うさぎどん」の墓前にニンジン1本が供せられ、さみしそうな老亀と、それぞれの子孫と思しき小うさぎ・小がめの姿が。(他の作品は総じて、おとなのヒネリ技が際立って、童話の世界観を損なっている気がしてしまった。)tupera tupera さんとはどんな方で、ほかにどんな作品があるのだろう、とわたしの興味はそちらに。

あと、興味をひいたのは「本屋さん探訪」のコーナー。その感想は日をあらためて書くつもり♪


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