
25年後の子どもたちへ、と題した特集「ひとこと集」。ひとことっていうのは大抵「それ長いよ」と思うが、マジで一言だと「短すぎ」と感じるのが常ではないか。その意味では節度あるひとことが並んでいる。最短のひとことは、武鹿悦子さん(児童詩人)。
じぶんを たいせつに /ひとを たいせつに /すべての いのちを /たいせつに
もうひと方、間中ケイ子さん(詩人)は詩でひとこと。
季(とき)
風に ゆれながら /根が のびていく
雨に ぬれながら /緑は 深くなっていく
蝶は /ゆっくり 宙(そら)に 舞い上がる
やわらかな闇のバランス柿若葉
テーマとしては、25年後の子どもたちへのメッセージだが、実際に25年後の少年少女の眼に触れるのだろうか。実際には、今、この雑誌を購読している(そこそこの年配者が多かろう)読者たちに向けて「25年後の子どもたちに思いを馳せて今をよりよく生きてください」との一言たちに他なるまい。
最近の読書10冊(予定を含む)
- 縄文を創った男たち~信長、秀吉、そして家康~(上巻)by さくや みなみ (著), みづ (イラスト)
- 古い玩具 : 福田晋雑文集
- 風の生活 kaze no kurashi(佐々木幹郎詩集)
- 江古田文学63号●特集「天才 左川ちか」●日本大学藝術学部 発行
- お葬式 死と慰霊の日本史お葬式 (著)新谷 尚紀
- 内なるゲットー Le Ghetto intérieur (著)サンティアゴ・H・アミゴレナ(訳)齋藤可津子
- 森鷗外:於母影研究 (慶応義塾大学国文学研究会/編)
- マルジナリア(著)エドガー・A・ポオ(訳)吉田健一(創元選書135)
- 宝石の国 第1巻(アフタヌーンコミックス)
- 【続編/第3回を読む】Momo ミヒャエル・エンデ(NHK 100分で名著)



