おだやかな文章に交じって天皇制やら政治について確たる意見を掲げられる、昭和一桁、秋田生まれの作家先生。本書で初めて接したわたしとしては一番に、絵に魅了されている(といっては失礼か)。
さて、一人の作家の多様な文に接する際は、読む順番(というか読ませる順番)は大事だと感じる。
冒頭にある児童文学『雪だるま応援隊』の印象があとあと引くのだ。児童文学をものする人に悪人はいないなど言えば空々しいが。
おだやかな文章に交じって天皇制やら政治について確たる意見を掲げられる、昭和一桁、秋田生まれの作家先生。本書で初めて接したわたしとしては一番に、絵に魅了されている(といっては失礼か)。
さて、一人の作家の多様な文に接する際は、読む順番(というか読ませる順番)は大事だと感じる。
冒頭にある児童文学『雪だるま応援隊』の印象があとあと引くのだ。児童文学をものする人に悪人はいないなど言えば空々しいが。