作者ゆかりの地ということで愛媛新聞で紹介されていた、幕末小説。空見師とはいわゆる観天望気を生業にする者で、架空の呼称だろう(が実在したかどうかは気になる)。現代で言えば気象予報士なのだが、予知能力と解されていたとの設定らしい。黒船再来の期日予想を幕府から命じられた少年のものがたり。今し方、読んでみたい衝動にかられたところ。(つまり読んでいない。)
- サン=テグジュペリ Saint-Exupéry R.M.アルベレス(著)中村三郎(訳)1998年改訂版
- においのカゴ 石井桃子創作集 大西香織(編集)
- 日本美術のことばと絵 玉蟲敏子(著)角川選書571
- 考える江戸の人々 自立する生き方をさぐる 柴田純(著)
- だまされ屋さん 星野智幸(著)
- 日本幼児史 子どもへのまなざし 柴田純(著)
- 雪の森のリサベット アストリッド・リンドグレーン(作)イロン・ヴィークランド(絵)石井登志子(訳)
- 子どもらしさ(執筆)畑中章宏(『図書』岩波書店定期購読誌2021年2月号/らしさについて考える③)
- ブリキの卵/この世は少し不思議 恩田陸(著)「タマゴマジック」所収・河北新報出版センター発行
- 分断を超えるハンセン病文学の言葉(執筆)木村哲也(『図書』岩波書店定期購読誌2021年2月号)