たった一言がひとを動かすってこと、ある。作家・星野智幸さんが今日の新聞紙上「10年目の震災後論」で語っていたのは・・・
何かを信じるとき、人は同時に疑っています。もし完全に信じていたら、信じているという自覚すらない。「信じる」とは、疑いを抱きながら、なおも信じようとする営為です。人がよって立つ場はそこにある。
この言葉に接して、いままで食わず嫌いだった此の人の作品を読んでみようという気になった。ちなみに読まず嫌いだった最大要因は、評価が割れているとかどうとかいうことではなくて、本のデザインが好みじゃ無いだけ。(過去の著作どれもこれも。わたしとしては、とても勇気のいるジャンプなのです。)
読後感は、気に入ったら書く。書かないときは、そういうこと。
最近の読書10冊(予定を含む)
- 戦争は女の顔をしていない(著)スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(訳)三浦みどり
- 徹底して戦争と死について書く(執筆)沼野充義(『図書』岩波書店定期購読誌2020年11月号巻頭)
- 夢の舟唄(德永民平詩集)
- わさびの日本史 (著)山根京子
- 国家への道順(著)柳美里
- 正義のゲーム理論的基礎(著)ケン・ビンモア(訳)栗林寛幸
- 社会契約論ーーホッブス、ヒューム、ルソー、ロールズ(ちくま新書)(著)重田園江
- 40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とす きくち体操
- スケール 上──生命、都市、経済をめぐる普遍的法則(著)ジョフリー・ウェスト(訳)山形浩生・森本 正史
- 多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)