たった一言がひとを動かすってこと、ある。作家・星野智幸さんが今日の新聞紙上「10年目の震災後論」で語っていたのは・・・
何かを信じるとき、人は同時に疑っています。もし完全に信じていたら、信じているという自覚すらない。「信じる」とは、疑いを抱きながら、なおも信じようとする営為です。人がよって立つ場はそこにある。
この言葉に接して、いままで食わず嫌いだった此の人の作品を読んでみようという気になった。ちなみに読まず嫌いだった最大要因は、評価が割れているとかどうとかいうことではなくて、本のデザインが好みじゃ無いだけ。(過去の著作どれもこれも。わたしとしては、とても勇気のいるジャンプなのです。)
読後感は、気に入ったら書く。書かないときは、そういうこと。
最近の読書10冊(予定を含む)
- 迷子の魂(絵本)Olga Tokarczuk(作) Joanna Concejo(絵)
- 男らしさ(執筆)畑中章宏(『図書』岩波書店定期購読誌2020年12月号/らしさについて考える②)
- 杜甫の作った冷やし麺(執筆)興膳宏(『図書』岩波書店定期購読誌2020年12月号)
- 東洋堂古書目録 令和2年秋号
- しろいみつばち きくちちきの絵本(暮しの手帖Winter 2020-21 特別付録)
- 和歌史 なぜ千年を越えて続いたか(角川選書)
- おふろでちゃぷちゃぷ 松谷みよ子(文) 岩崎ちひろ(絵)
- 宮津昭彦集 自註現代俳句シリーズⅠ期16
- 永遠の緑 浅田次郎著 KEIBA CATALOG vol.18
- 英語発達小史(岩波文庫)H.ブラッドリ著 寺澤芳雄訳