筆者は画家で肩書きに「川端道喜代表」とあるのだが、門外漢には「?」状態となる。川端道喜代なる人物の表バージョン、なわけはない。調べると京都の老舗和菓子店「かわばたどうき」とある。画壇の門外漢のつもりで書いたが大ハズレ。それにつけても、短文ながら気になる尽くしなのだ。なかでも
最近、関谷富貴(るび;せきやふき)の作品図録を(四年待ちで)手に入れた。
とある人物の、その作品描写らしきものが読む者を魅了していく。
有名な大家の作品よりかえって生々しい力を感じてしまう。手際ではなく、魂のありようの時間が作品を作り上げている。
これはWEB上にある、過去の展覧会情報。
わたしの目で、ながく無名の関谷富貴さんの作品をWEBで拝見してもピンとこないというのが率直な感想。ナマで見ないと、と思うし、待望の図録に感動されている川端知嘉子さんの画もまたナマで観たいと思うばかりだ。
最近の読書10冊
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- 問いかけるアイヌ・アート 池田忍(編)五十嵐聡美・貝澤 徹・小笠原小夜・吉原秀喜・高橋 桂・中川 裕・山崎明子・池田 忍(著)
- 撤退の時代だから、そこに齣を置く(執筆)赤坂憲雄(『図書』岩波書店定期購読誌2021年1月号/往復書簡「言葉をもみほぐす」最終話)
- 絵本の本 中村柾子著
- 藤井聡太 すでに棋士として完璧に近い(谷川浩司筆・文藝春秋2021新年特別号所収)
- 石たちの声がきこえる マーグリート・ルアーズ(作)ニザール・アリー・バドル(絵)前田君江(訳)
- 国旗のまちがいさがし 苅安望(監修)
- ひみつのビクビク フランチェスカ・サンナ(作)なかがわちひろ(訳)
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