目利きの本屋さんに聞いてみた(暮しの手帖Winter 2020-21)

雑誌に書評コーナーは珍しくないが、肝心の本より紹介者の名前・コメント・イラストが目立っているシリーズは新鮮。今号では4人が1冊づつで、次の通り。

遠山秀子さん(山陽堂書店・東京都港区)1891年創業・・・「落ち着きのない60歳」。・・・・(てなふうに紹介者の紹介で始まるが、著書の紹介は氏名のみ。)

ものの名前が浮かんでこない。

『ど忘れ書道』いとうせいこう著

前田隆紀さん(かもめブックス・東京都新宿区)かもめブックスのオープニングスタッフ。・・・毎日描いている適当なイラストがスタッフに好評でよろこんでいる。(・・・てな具合でお客に好評と書かないところがイイ。)

余裕を取り戻す。

『ボートの三人男』ジェローム・K・ジェローム著 丸谷才一訳

森 花子さん(八戸ブックセンター・青森県八戸市)書店員ときどきイラストレーター・・・(大都会書店員の精鋭に伍して選ばれただけあって、すてきな店員さんなんだろう。)

色彩豊かな世界。

『こんにちは! わたしのえ』はたこうしろう作

・・・大人たちにこそ手渡したい絵本がたくさんあることを、書店員という仕事を通じて実感している。・・・

草野理恵さん(たらば書房・神奈川県鎌倉市)・・・草野だけに、草ノートをつけています。

奇跡を見守る。

『惑星』片山令子著

私は、元気のないときはとことん落ち込むことにしている(・・・なんとまあ意表を突く書き出しだが、嫌みのない書きっぷりに好感。)

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