たった一言がひとを動かすってこと、ある。作家・星野智幸さんが今日の新聞紙上「10年目の震災後論」で語っていたのは・・・
何かを信じるとき、人は同時に疑っています。もし完全に信じていたら、信じているという自覚すらない。「信じる」とは、疑いを抱きながら、なおも信じようとする営為です。人がよって立つ場はそこにある。
この言葉に接して、いままで食わず嫌いだった此の人の作品を読んでみようという気になった。ちなみに読まず嫌いだった最大要因は、評価が割れているとかどうとかいうことではなくて、本のデザインが好みじゃ無いだけ。(過去の著作どれもこれも。わたしとしては、とても勇気のいるジャンプなのです。)
読後感は、気に入ったら書く。書かないときは、そういうこと。
最近の読書10冊(予定を含む)
- 声無くして人を呼ぶ(執筆)川端知嘉子(『図書』岩波書店定期購読誌2021年2月号/巻頭)
- おさがしの本は 門井慶喜(著)
- 穴 小山田浩子(著)
- 工場 小山田浩子(著)
- ヴァン・ゴッホ・カフェ THE VAN GOGH CAFE シンシア・ライラント(作)中村妙子(訳)ささめやゆき(絵)
- 手塚治虫コミックストリックス
- しもやけぐま 今江祥智(文)あべ弘士(絵)
- 壁 濱野京子(筆)大島千明(画)日本児童文学2021年1・2月号 創作特集ディスタンス
- 子どもが感じる「距離」井嶋敦子(筆)日本児童文学2021年1・2月号 創作特集ディスタンス
- 追悼 藤富保男(季刊びーぐる 詩の海へ 38号特集)