たった一言がひとを動かすってこと、ある。作家・星野智幸さんが今日の新聞紙上「10年目の震災後論」で語っていたのは・・・
何かを信じるとき、人は同時に疑っています。もし完全に信じていたら、信じているという自覚すらない。「信じる」とは、疑いを抱きながら、なおも信じようとする営為です。人がよって立つ場はそこにある。
この言葉に接して、いままで食わず嫌いだった此の人の作品を読んでみようという気になった。ちなみに読まず嫌いだった最大要因は、評価が割れているとかどうとかいうことではなくて、本のデザインが好みじゃ無いだけ。(過去の著作どれもこれも。わたしとしては、とても勇気のいるジャンプなのです。)
読後感は、気に入ったら書く。書かないときは、そういうこと。
最近の読書10冊(予定を含む)
- 飛ぶ教室66号(2021年夏) 特集:あの物語とその周辺
- 読書からはじまる(著)長田弘/ちくま文庫
- 子どもの本のグレートランナーに聞く! 第1回 神宮輝夫/飛ぶ教室 第61号(2020年春)所収
- 日本の住宅(著)藤井厚二/藤井厚二建築著作集に収録
- コロナと無責任な人たち(著)適菜収/祥伝社新書
- 佐藤愛子の世界(文春ムック)
- 福島の甲状腺検査と過剰診断 子どもたちのために何ができるか(著)髙野徹・緑川早苗・大津留晶・菊池誠・児玉一八
- 【再掲】うたうかたつむり 野田沙織詩集
- 暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ(著)堀川惠子
- 橋本夢道物語―妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね(著)殿岡駿星