読んでみたい短編小説があったのに、書店で売り切れ。これを機に(ダメ元で)思い切りよく定期購読を申し込んでみたら買えました。で、(満足した作品の記録は後日に譲り)敢えてアップしておきたいのがこの方。作家であり小児科でもある筆者のエッセー。二足のわらじを履く人だからこその新型コロナ対応に感服した。幼児にソーシャルディスタンスをどう教えるか、それを創作紙芝居『コロナくんどうなるの?』で実践。今回は、長年読み聞かせされてきた肢体不自由児病棟でのそれは休止中で残念だが、幼稚園での取り組みは見事に成功していた。
たしか年中さん、四歳児だ。「くっつかない」もわかってくれて、(地元のTV)アナウンサーが「どうしたらいいのかな?」とインタビューした時、「くっつかない!」と言いながら、イラストを真似て手を伸ばしていた。(中略)模倣動作のレベルで、象徴化には達していないかも。
ああ、『コロナくんどうなるの?』の実物を拝見したい。
最近の読書10冊
- 迷子の魂(絵本)Olga Tokarczuk(作) Joanna Concejo(絵)
- 男らしさ(執筆)畑中章宏(『図書』岩波書店定期購読誌2020年12月号/らしさについて考える②)
- 杜甫の作った冷やし麺(執筆)興膳宏(『図書』岩波書店定期購読誌2020年12月号)
- 東洋堂古書目録 令和2年秋号
- しろいみつばち きくちちきの絵本(暮しの手帖Winter 2020-21 特別付録)
- 和歌史 なぜ千年を越えて続いたか(角川選書)
- おふろでちゃぷちゃぷ 松谷みよ子(文) 岩崎ちひろ(絵)
- 宮津昭彦集 自註現代俳句シリーズⅠ期16
- 永遠の緑 浅田次郎著 KEIBA CATALOG vol.18
- 英語発達小史(岩波文庫)H.ブラッドリ著 寺澤芳雄訳