吉川弘文館の新刊案内パンフを眺めていたら「里中満智子」の名が堂々とあって興味津々。漫画家里中満智子さんといえば尋常でない歴史通の作品が並ぶ。シリーズ「女帝の手記」をはじめ「古事記」「長屋王残照記」「天上の虹」等。(わたしの読んだのは天上の虹の一部でしかないけど。)その先生の特別講演が本書の目玉らしい。題して「元興寺の光と影」。そこだけ読みたいというのは執筆陣の歴史家諸氏に申し訳ありませんがね。価格2,200円でA5版246頁というのを買うべきか否か迷っている。(買って読んだら、またここにアップする予定。)
- 「おばさん」がいっぱい(執筆)三辺律子(『図書』岩波書店定期購読誌2021年4月号/本をひらいた時)
- 七万人のアッシリア人 ウイリアム・サローヤン(著)斉藤数衛(訳)現代アメリカ作家集上巻所収1971年初版
- 季(とき)間中ケイ子(筆)ほか/日本児童文学2021年3・4月号 特集25年後の子どもたちへ
- カフカらしくないカフカ 明星聖子(著)
- 雪の練習生 多和田葉子(著)
- 物理の館物語(著者不明)/小川洋子『物理の館物語』参照(柴田元幸編『短篇集』所収)
- 『還れぬ家』『空にみずうみ』佐伯一麦(著)
- 十一年目の枇杷(執筆)佐伯一麦(『図書』岩波書店定期購読誌2021年3月号/巻頭)
- もっともらしさ(執筆)畑中章宏(『図書』岩波書店定期購読誌2021年3月号/らしさについて考える④)
- 【続】フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い化面』小野正嗣(筆)NHK100分de名著