改訂を重ねる『ゴドーを待ちながら』 〔演出家としてのベケット〕

20世紀の(わたし的にはわけのわからない)伝統的演劇『ゴドーを待ちながら』を壊して創りつづけた演出家の歩みとその思いをさぐっていくと、今も演じ続けられる名作の秘密が明らかに。そんなことを探る人もまた必要なんだなあと、読み終えてから感嘆した。(演劇のなんたるかも知らないわたしがいうのは申し訳ないが)演劇にかかわる(初心者的な)人たち全員にお勧めするべき好著(に違いない)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。