朱いちゃんちゃんこ

著者は何者? と思わずにいられない。奈良の介護施設の話かと思えば、鹿児島弁の話、京都の話、日本語学校の話、・・・著者の体験がそのままの視点で描かれていると確信するばかりの短編がつづく。1950年鹿児島県生まれ。保育士、中学英語通信添削指導員、児童英語教室講師、日本語教師、老人福祉施設の補助ボランティア、ファミリーサポート会員など、主に子供と老齢期の人々に関わる様々な仕事とボランティア体験を経て、現在、老齢期の人々や社会に埋もれがちの人々に焦点を当て、執筆活動中・・・だって。朱色がなんとも渋い。赤じゃなくって。

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