最新ホラーのように紹介されている、桐野夏生さんの『日没』の装画の作者さん。タイトルは「深層の森」だという。
その小説について大河原さんは、母子分離不安症の子らに付添って学校の廊下に居る大河原さんの心と現実にシンクロする作品と述べている。このふたりの作品どうしを結びつけたのはある意味必然とも言えそうで、経緯が気になる。
この短い文章は、小説『日没』の上質の紹介文になっている。
(※最初原稿から一部の語句変更。)
大河原愛さんのウェブサイトにも釘付けになった。https://aiohkawara.jimdofree.com/
最近の読書10冊(予定を含む)
- 戦争は女の顔をしていない(著)スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(訳)三浦みどり
- 徹底して戦争と死について書く(執筆)沼野充義(『図書』岩波書店定期購読誌2020年11月号巻頭)
- 夢の舟唄(德永民平詩集)
- わさびの日本史 (著)山根京子
- 国家への道順(著)柳美里
- 正義のゲーム理論的基礎(著)ケン・ビンモア(訳)栗林寛幸
- 社会契約論ーーホッブス、ヒューム、ルソー、ロールズ(ちくま新書)(著)重田園江
- 40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とす きくち体操
- スケール 上──生命、都市、経済をめぐる普遍的法則(著)ジョフリー・ウェスト(訳)山形浩生・森本 正史
- 多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)