
今日(2020/12/18)の愛媛新聞にこの本のドラマ化が載っていて、読まなきゃ!と図書館に奔った。(衝動の理由って説明できないもんだ。)先崎学さんの闘病記は軽快ながらも、うつ病患者の「あるある」状態が例示され読み応えありだが、本書の目玉はお兄さんだろ。兄、としか登場しないが精神科医それも名言たっぷりで、棋士の弟をみごとに支えた立役者。
こちらがぐんぐん元気になってきてからは、知らない人が見たら、どう見ても兄のほうがうつ病患者に見えただろう。
こう紹介するほど、お兄さんは多忙で激務でぐったりしている。
兄からは連日ラインが来ていた。ほとんどは「必ず治ります」という短いものだったが、なによりそれが心強かった。
そんなお兄さんを支える信条がこれだ。
「究極的にいえば、精神科医というのは患者を自殺させないというためだけにいるんだ」
ドラマ化された映像を見る機会があれば、お兄さん役の演技に注目したいし、そのお兄さんの視点で本書をリメイクしてもらいたい気持ちだ。
- 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ! (筑摩選書)森岡正博著
- 霊と肉 山折哲雄著
- ほんとさいこうの日 レイン・スミス作/青山南訳
- 寝てもとれない疲れをとる本(PHP文庫)中根一著
- いなくなれ、群青(新潮文庫)河野裕著
- 幸せになりたければねこと暮らしなさい 樺木宏(著)かばきみなこ(監修)
- あの日からの或る日の絵とことば 筒井大介編
- 女性史は可能か UNE HISTOIRE DES FEMMES EST-ELLE POSSIBLE? ミシェル・ペロー編 (邦訳初版)
- 日本語の連続/不連続 百年前の「かきことば」を読む (平凡社新書)今野真二著
- 目利きの本屋さんに聞いてみた(暮しの手帖Winter 2020-21)



