歴史的に考えるとはどういうことか

歴史好きは多いが、「歴史的に考えること」好きはどうなんだろう。歴史に興味ある人はチラ見でも読んだ方がいい。沖縄県人は特に(その理由はのちほど)。きっと歴史をもっと学びたくなる。さて、

本論とはまったく関係ないが、表紙のデザインがしゃれてるなあ。本の背表紙らしき部分にはいろんな言語で「歴史」と書いてある。たぶん。(もしも、架空の言語がまじっているなら、最高だけど。)

内容は実に濃厚。わたしが一番面白かったのは、小谷さんの論じる、領土の概念は時代によって変わる、の講。尖閣諸島をめぐる日本政府の主張の経緯が検証されてる。固有の領土の定義によれば沖縄は(歴史的に)固有の領土じゃない。論理の矛盾を突いている。沖縄の人にここは是非読んでほしい。

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以下、最初の文章に誤解があったので削除した。



 

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