碧梧桐百句

碧梧桐の句から100を選んで鑑賞しているが、解説に登場する句をふくめると300を超えている。巻末に掲載句すべてを五十音順にならべた索引が付いている心遣いがうれしい。個人的には碧梧桐の作品は凝っていて、(好きではあるが)こむつかしいと感じるのだが、本書のおかげで味わい方が深くなった。感謝。

 

わたしなりに、わかりやすくて好きな句を2句選んでみた。

桜活けた花屑の中から一枝拾ふ

パン屋が出来た葉桜の午の風渡る

 

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