遠い朝の本たち

この本のおかげでわたしはとんでもない探求の泥沼にはまってしまうことになる。(委細はいずれ披露しよう。乞うご期待。)

表紙は幼いころの彼女と父に違いない。父の大きさが表現されてるんだろうなあ。

 

さて本書は、学識ゆたかな須賀敦子女史が記憶にのこる本とそのエピソードを綴った、本の物語。それぞれの書物との出会いや関わった人間模様などよくもまあそんなに憶えてるなあ、フィクション混交では、と疑いたくなるほど。失礼ながら小説とわりきって読んでも楽しめる物語性は心地よい。



 

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