分解するイギリス: 民主主義モデルの漂流

かつて日本の政治モデルであった英国の民主主義がEU離脱などで大きく揺れた。

著者も、離脱はなかろうと楽観視していた一人と心境を明かす。注視すべきは、EUからどのように離脱するかどうかもさることながら、二大政党のそれぞれの瓦解とその原因、また両者のすきまに苦悩する国民の政治的動向なのだろう。はてさて民主主義はこの先どうあるべきなのか正解は見えないが、日本はイギリスから学ぶべきことはたくさんある、と論じているのが本書だ。

 

 

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