へんな人間図鑑

無類のジン好きイラストレーターらしい。

 

かれはバーに足を踏み入れ、「こいつはやるな」と思わせるバーテンダーに出会ったら必ず、ドライマティーニを注文するという。この話は本題ではないのだけれど、わたしの記憶に残る一文となった。

かれのいわく。窓からはまだ日の暮れ切っていない夕暮れを見ながら、冷えたドライマティーニを口に含むと、「ああ、人生も捨てたものではない」としみじみ涙ぐんでしまう、と。

 

 



 

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