公文書問題 日本の「闇」の核心

2018年2月発行のタイムリーな新書。サブタイトルが実にキマッテイル。

 

公文書の正確性はいかにすれば保たれるのか。その答がsimpleかつ的確に書いてある。

なにかの結論・決議が定まったとして、記録すべきはその経過を含むのだが、いろんな立場の声を中立的にまとめた文書は正確とは言えない、それだけのことなのだ。いろんな立場の人間が、それぞれの立場から経過を含めて結論に至る記録を残していく。すると当然、異なる文書がいくつか出来上がっていく。それをすべて残せば、後の者が正しく検証することが可能になる。実にわかりやすい。

 

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