
超有名な童話たちをモチーフに、その物語のマエとかアトなどを空想して描いた小編のなかで、圧倒的なおもしろさは「うさぎとかめ」を扱ったtupera tupera さんの文字無し絵物語だろう。特集の目次には本作は紹介されていないのだけれど、表紙絵がはじまり部分で、裏表紙の絵がラストと見える。「うさぎどん」の墓前にニンジン1本が供せられ、さみしそうな老亀と、それぞれの子孫と思しき小うさぎ・小がめの姿が。(他の作品は総じて、おとなのヒネリ技が際立って、童話の世界観を損なっている気がしてしまった。)tupera tupera さんとはどんな方で、ほかにどんな作品があるのだろう、とわたしの興味はそちらに。
あと、興味をひいたのは「本屋さん探訪」のコーナー。その感想は日をあらためて書くつもり♪
最近の読書10冊(願望を含む)
- 戦争は女の顔をしていない(著)スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(訳)三浦みどり
- 徹底して戦争と死について書く(執筆)沼野充義(『図書』岩波書店定期購読誌2020年11月号巻頭)
- 夢の舟唄(德永民平詩集)
- わさびの日本史 (著)山根京子
- 国家への道順(著)柳美里
- 正義のゲーム理論的基礎(著)ケン・ビンモア(訳)栗林寛幸
- 社会契約論ーーホッブス、ヒューム、ルソー、ロールズ(ちくま新書)(著)重田園江
- 40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とす きくち体操
- スケール 上──生命、都市、経済をめぐる普遍的法則(著)ジョフリー・ウェスト(訳)山形浩生・森本 正史
- 多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)


