筆者は画家で肩書きに「川端道喜代表」とあるのだが、門外漢には「?」状態となる。川端道喜代なる人物の表バージョン、なわけはない。調べると京都の老舗和菓子店「かわばたどうき」とある。画壇の門外漢のつもりで書いたが大ハズレ。それにつけても、短文ながら気になる尽くしなのだ。なかでも
最近、関谷富貴(るび;せきやふき)の作品図録を(四年待ちで)手に入れた。
とある人物の、その作品描写らしきものが読む者を魅了していく。
有名な大家の作品よりかえって生々しい力を感じてしまう。手際ではなく、魂のありようの時間が作品を作り上げている。
これはWEB上にある、過去の展覧会情報。
わたしの目で、ながく無名の関谷富貴さんの作品をWEBで拝見してもピンとこないというのが率直な感想。ナマで見ないと、と思うし、待望の図録に感動されている川端知嘉子さんの画もまたナマで観たいと思うばかりだ。
最近の読書10冊
- 春の宵(著)クォン・ヨソン(訳)橋本智保/韓国女性文学シリーズ4
- アジの味(著)クォン・ヨソン(訳)斎藤真理子(頭木弘樹編『絶望書店』所収)
- ゆるく考える(著)東浩紀 (河出文庫)
- 他所者の神戸(執筆)尾原宏之(『図書』岩波書店定期購読誌2021年6月号)
- 実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル(著)鬼澤忍(訳)
- 「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ 長島有里枝(著)
- 未確認ハンバーグ弁当(作)日向理恵子/日本児童文学2021年5・6月号
- 雲と空のはざまで(執筆)大河原 愛(『図書』岩波書店定期購読誌2021年5月号/巻頭)
- お探し物は図書室まで 青山美智子(著)さくだゆうこ(羊毛フェルト)写真(小嶋淑子)装丁(須田杏菜)
- 三の隣は五号室 長嶋有(著)中公文庫