単に遠い暮らしを懐かしむだけかと思いきや、えええ~こんな時代だったのか? と隔世の感が際立つこと間違いなし。なかでも飛び切りおどろいたのは「スパゲチはうどんではない」という検証実験コーナー。CM要素はなく、主婦の目線で、何種類ものパスタを題材として扱っていて、当時はこの情報をもとに目新しいスパゲチに挑戦するひとが続出したのだろうと想像する。昭和はほんとうに遠くなってしまったと実感する。
- 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ! (筑摩選書)森岡正博著
- 霊と肉 山折哲雄著
- ほんとさいこうの日 レイン・スミス作/青山南訳
- 寝てもとれない疲れをとる本(PHP文庫)中根一著
- いなくなれ、群青(新潮文庫)河野裕著
- 幸せになりたければねこと暮らしなさい 樺木宏(著)かばきみなこ(監修)
- あの日からの或る日の絵とことば 筒井大介編
- 女性史は可能か UNE HISTOIRE DES FEMMES EST-ELLE POSSIBLE? ミシェル・ペロー編 (邦訳初版)
- 日本語の連続/不連続 百年前の「かきことば」を読む (平凡社新書)今野真二著
- 目利きの本屋さんに聞いてみた(暮しの手帖Winter 2020-21)