ザ・絵本という感じ一杯。原題”ME and my FEAR”をこう訳したか! というお決まりの感動以上に、おはなしの設定と絵が実にすばらしい。ブラボー!だ。大きくなったり小さくなったりするビクビク心を持つ主人公に共鳴しながら、コロナ禍に育つ子らと家族にぜひ読んでほしいな。
この本を書く切っ掛けを著者に授けた、作者の両親にも拍手を。
「あなたのビクビクを 絵に かいてごらん」と
わたしを はげましてくれた 母へ
そして じぶんのビクビクを
わたしに みせたくれた 父へ
作者フランチェスカ・サンナの言葉