昨日の話の流れで読んでみた。定説に疑問を呈するのはよいとして、可能性という推論に推論を重ねたうえに、だんだん強気になって「ちがいない」といい、ついには断定的に私見をもってくる。大胆不敵な一冊。そのくせ最後は、「新資料発掘まで、最終結論は留保」と結んで逃げ道をつくっている。
ただいまテスト中
はかり知れない色の重なりを感じさせる人がいる。私には表面をけずったときに現れる色があるか。
『うたうかたつむり』野田沙織詩集あとがき
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