その後の福島

2018年10月刊。原発事故のあとを丹念にルポしてきた著者の、一人のおとなとしての悔しさがにじむ。彼女のやさしいまなざしに応えて、多くの被災者が取材に協力してくれたことが手に取るようにわかる。何もしていないわたしはせめてこの本を一人でも多くの人に奨めたい。

 

それにつけても、東電は被害者を一軒一軒訪ねて状況確認する、そんなやさしささえ持っていない事実に呆れてしまった。

 

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