いっしょにお茶を(辰巳泰子歌集)

装釘も辰巳女史だったんだあ。表紙いらすとは人のかおにもみえる。(母性ゆたかな歌も多いけれど)どれもこれも屈折してるようで嫌みのない滋味がしみだしている大阪のひと。

しずかに雨降る日にはこんな歌がわたしにはひびく。

↓↓

叱られてあの絵の中に入りたい雨降りこめる掛軸の絵の

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。