お金のいらない国

寓話としての出来映えはサッパリだ。未来への提言として理解できるが、面白くはない。唯一いいぞ、と感じたのは裏表紙にかかった帯の文字。「この本にも値段がついているのが、ちょっとだけ不本意です(苦笑)。……著者」。この一文を価格表示のそばに印字してればいいのに。図書館に納められたら、無しになる。さらにいうなら「苦笑」は要らないよ。

 

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