まもなく来たる東京オリンピック以降の日本の経済を憂う書。現状については現政権・現官僚を擁護している感が強いが、著者の立場(マスコミ売れっ子の政務秘書官)ではそんなもんでしょ。
格別注目するないようとてもないよーだが、強いていえばネット中毒に警鐘を鳴らす実例は説得力がある。
フェイスブックの「いいね」を開発したジャスティン・ローゼンスタイン自身が自分のPCにアクセス制限を設けていたり、共に開発に携わったリー・パールマンが自分はフェイスブックを見ないで済むように工夫しているという。(おい、おまえら核兵器開発した技術者と同じくらい罪深いぞ。)