分かったで済むなら、名探偵はいらない

かのロミオとジュリエットの悲恋を、視点をかえて全く別の物語に読み替えてしまう空想の発端は、人は嘘をつく生き物という一点。それだけで終わったら、ふーんって感じだけど、その着想をもとに目の前の殺人事件の真相を解き明かしちゃう組み立ては最初新鮮だ。でも同じ手法で別の事件を解決できるのは随分鮮度が落ちちゃいますよ。

 

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