唯一面白かったのは、バッターがボールを打ち返す際の脳内反応に関する実験とインタビューの話題。(後述)
そもそも間違って店頭購入した本。ブルーバックスから出た、ぶっ飛んでると噂の時間論の本を買うつもりだったのに、タイトル忘れて。。。
せっかくなので、読んだ感想。可も無く不可も無く、時間は意識の問題として流れるように感じられるだけという論理を説明してある。 が、あえて平たくいうなら、要するに人間の錯覚。それはもはや物理学の範疇じゃないわけで、物理学の知見からすればそう考えられるというだけの話で終わる。
唯一面白かったのは、バッターがボールを打ち返す際の脳内反応に関する実験とインタビューの話題。ヒットを打ったあとのインタビューでは、球種を見極めてからバットを振る決断をした、なんてことがあるが、生理学的にありえず、投手の手からボールが離れた時か、それ以前にバットを振っている・・・はずであって、意識内容は順序を捏造しているのだ! という。(嘘とはいわないが、それが物理学者らしい合理的説明なのだろう。真実かしら?)