金曜日の本

「金曜日の本」と題してるが本の紹介本じゃない。著者はいう。

「本を読むことももちろん大事だけれど、その前に、自分ひとりで選ぶことが重要だった」

 

かれはクラフト・エヴィング商會の名義でユニークな本作りをしている小説家で、少年期を思い出してのエッセー。一応、目次はついているんだが、本文は目次タイトルで区切られることなく、だらだらとつながっていく。そのだらだら感が金曜日の夜にふさわしいのだろう。

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