月とコーヒー(著)吉田篤弘

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吉田篤弘と聞いてピンとこなかったけどクラフト・エヴィング商會のお方らしい粋な冊子。やや大きめの文庫本って感じの仕上がり。(サイズを見せるために下に配置したのは新書本。)

夜のお休み前に読むとの設定で編まれた短編小説集。みんな食べ物の話が出てくるのだけれど、「寝しなに読んでいただくことを想定していたので、あまりこってりした味にならないよう塩加減」したと、あとがきにある。ほんと、そんな出来映え。欲張って一気読みするのは控えようとおもう。

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