薪を焚く

薪のある暮らしときくと、懐古趣味の非近代的生活をイメージしてしまったが、なんの何の最新ハイテク技術あっての薪使用と知って興味がわく。ノルウェーで2011年刊行されてから世界15カ国で翻訳愛読されているわけだ。

読者層としては、田舎暮らし願望のある中高年メインかもしれないけど、邦訳者の朝田千惠さんは実体験しつつの翻訳作業という気合いの入れようだから、女性もぜひ手に取って欲しい。実際にそんな生活を夢見る人だけで無く、無縁と決め込んでいる人にも、読むだけでも価値ある一冊に仕上がっている。

北欧での、積み上げた薪のアートだけでも愉しめる。

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