女たちのシベリア抑留

髪断って女を隠す敗戦日--阪東秀子(陸軍看護婦。当時15歳)
シベリアの秋の夜空にある星よ 命ある身を恨んでもみき--林正カツエ(日赤看護婦。当時30歳。抑留時に詠む)

 

2014年にNHKのBSで放送された衝撃ノンフィクションの書籍化。成し遂げたディレクター小柳ちひろさんに敬意を表する。当時10代~30代といった女性達の抑留時の短歌や句、のこされた言葉が胸に突き刺さる。歴史から抹殺されてきた女性史の、氷山の一角ならん。

https://books.bunshun.jp/articles/-/5206 (文藝春秋の書籍案内)

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