学校では教えてくれない差別と排除の話

著者はこの手の問題に取り組んでいるライターさん。で、学校に呼ばれて差別や排除の話をしに行くという。なんとなれば、学校の教師は教える知識を持ち合わせていないから。

つまり、学校教育の基本には差別教育はないということに他ならず、付け焼き刃的な「教育もどき」なのだ。現体制で、先生にそれを求めるのは酷にちがいないが、それは差別教育を軽んじていい理由にならない。

この国の教育の未来をなんとか切り替えていかないと。「中学生から読める」と謳ったこの手の本はその一助にちがいない。

 

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