黒い豚の毛、白い豚の毛: 閻連科 (著)自選短篇集

実にふしぎな感覚。現代日本人には想像もつかない、中国の山奥の村でおきる、ちょっと昔の(?)、犯罪がらみで、極貧の人生での哀しい一コマ一コマ・・・なのに、何故かリアリティを持って迫ってくる。読み始めた途端に素直に受容できてしまい、ほんのり涙ぐんでしまいそうな短編の数々。

 

こういう文章を文学とよぶのだ。ザ・短編小説。

 

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