「イスラム国」はテロの元凶ではない グローバル・ジハードという幻想 (集英社新書)

イスラム国は脅威ではあるが、恐るべき悪の根源は違うところにあるぞ、とメディアを介してのイメージ操作を教えてくれる一冊。ジャーナリストとして中東に関わってきた著者ならではの、虚像を廃して、どこまでも真相を究明する手引き書といえる。謎が多すぎる世界ということだけはよくわかった。メディアの解説で分かった気にならない耳目を持っていたい。

 

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