硯の中の地球を歩く

昨日読んだ本のインパクトに釣られて、もう1冊。製硯師のくらしがとてつもなくオンリーワンで爽快な気分に。採石の経験から彼は、山肌を見ただけで、沢に降りて石に触った感触を想像できる・・・(嘘だろ)。石を掘るためにストレッチなど身体の状態維持にこだわり続け、スティーブ・ジョブズなみにシンプルで即決できる生活環境を整えている・・・(そこまでするか)。硯を愛しすぎて、一人(一つ)を本妻と呼び、別の一人(一つ)をセカンドワイフといって、毎日あいさつをしてる・・・(奇人変人だ)。ふたりの妻の推定年齢はいずれも一億歳以上だって。何年かしたら若い妻をはべらせているかもしれない(一億歳未満の若い石を)。

 

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