2019.05.07 旧(読書)junyo 犬がいたから 特別な犬は出てこない小説。だから余計に親近感のわく日常。主役は、身近に犬のいる人。ほとんどは著者の実体験にもとづくらしい。ちょいと素敵な編集は、7話各篇にからむ、というか作者がイメージした楽曲のリストが、あとがきのさらにあとに載っていること。ふむふむ。 〈全体の主題として〉 ●ビル・フリゼール『GOOD DOG,HAPPY MAN』 〈第一話 裏口にいた犬〉 ●バッヘルベル「カノン」 ●アルバート・ハモンド「落ち葉のコンチェルト」 というような感じでならんでいる。 最終話には、ビートルズ「Let It Bee」も。 FacebookXHatenaPocketCopy