コスモスの影にはいつも誰かが隠れている (河出文庫)

ごく普通の生活を送る人の、どこにでもありそな暮らしの一コマにもドラマが、哀しいドラマが潜んでいる。そんなドラマを寄せた短編小説集。ただ、それは一様ではなく、著者のいう"哀しみもまた豊かさ"といえるさまざまな趣をもって立ち現れるのだ。一篇一篇がこころに染みる。

 

(生死の物語が通奏低音のように流れている・・・というんだけれど、通奏低音を知らないわたしでした。)※参照→http://blog.livedoor.jp/klangredeconcert/archives/37699144.html



 

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