「あたし」という、おしゃべりな女子青年の語りが映画をめぐって次から次へとえんえんえんえんとどこまでもつらなっていく。決してだらだらしてなくて、描写や説明が豊富なのにオタク調(そんなことばが生まれる前のノスタルジックな時代かな)でなくて、軽快なんだよ。とか言いながら、わたしはややうんざりして、飛ばし飛ばし読んだんだけど、何の問題も無かった♪ おしゃべりそのものを聞いて楽しむ感じ。
ただいまテスト中
はかり知れない色の重なりを感じさせる人がいる。私には表面をけずったときに現れる色があるか。
『うたうかたつむり』野田沙織詩集あとがき
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