数学がいまの数学になるまで

数学教育のありかたの核心を突いている。数学世界そのものの構造と、それを教育するときの手順としての構造は随分ちがうんだ、というか普通の先生はそんなこと考えてもみないんじゃないかな。

著者はイスラエルの数学者であり教育に関する造詣も深い。数学の中の専門分野を聞いても、専門過ぎてわからん。この方の長女も数学者なんだけど世界的な賞を受賞したときの研究がまたさっぱりわけわからん。「漸近的凸体幾何学の研究」。ここまでわからんと、逆に興味そそる。

 

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