2017.10.12 旧(読書)junyo むかし絵ばなし―墨に生きる むかし絵というジャンルがあるわけではない。かれ独特の絵の世界をそう呼ぶのだ。油彩画をかいていたが売れなかったおじさん画家が、戦後しばらくして朝日新聞の「東京むかしむかし」という連載のイラストを担当したのがはじまり。時代考証などかなり苦労したらしいが、みごとな独自世界を開拓するに至った、そんなおじさんに目を付けた御仁に敬意を表する。 内容(「BOOK」データベースより) 江戸・明治の庶民生活を掘りおこして墨絵で描いた「むかし絵」とその聞き書きや取材を縦横にまじえた、生きのいい画文集。 FacebookXHatenaPocketCopy