十津川警部 仙石線殺人事件
西村京太郎のおなじみシリーズ小説だ。東日本大震災のあと、わたしも乗車したことのある宮城県のJR仙石線が舞台なので、復興後のようすがどんなふうに扱われているか読んでみることに。 おはなしとしては、どうってこと…
西村京太郎のおなじみシリーズ小説だ。東日本大震災のあと、わたしも乗車したことのある宮城県のJR仙石線が舞台なので、復興後のようすがどんなふうに扱われているか読んでみることに。 おはなしとしては、どうってこと…
今朝、ラジオで紹介していたので 懐かしく思い、 図書館の前を通過する時に立ち寄って捜してみた。 あった。 今読んでも古くないが、今日は「ひきこもれ」ってタイトルに共感しなかった。 第一章は「ひきこもれ」って感じで進むけれ…
本屋の帯には、9割の人が読んで泣いた、みたいな文句があったので試しに読んでみた。 わたしは1割の人だった。 勿論、立ち読みで読了。
記憶に残ったのは、あとがきに書かれた一文。 (別に感動とか、そんなんじゃない。) ↓↓ 私は仕事を引退してからじっくり読もうと長年思っている本を一点だけ、書棚に残しています。…&hell…
翻訳で飯食うのは、ただ事ではないのだ。 【内容】 『カラマーゾフの兄弟』で火がついた新訳ブームだが、ではいまニッポンの新訳はどうなっておるのか。というわけで本の雑誌10月号の特集は「2017年、新訳の旅!」。『嵐が丘』で…
作家・村上春樹はなぜ翻訳に一生懸命なのかがわかるだけでも価値ある一冊。 【内容】(これって既成の文章のコピペだよ) 東京大学の柴田教室と翻訳学校の生徒、さらに6人の中堅翻訳家という、異なる聴衆(参加者)に向…
一昨日の『ラ・ロシュフーコー侯爵傳説』訳者・堀田善衛つながりで一読。 昭和26年の26回芥川賞に文句なしの高評価で輝いた、とか。とりわけ題材と文体が一致している点で傑出との評。 【内容】 朝鮮戦争勃発にとも…
かの有名な哲学者・記号学者ウンベルト・エーコは50歳を前にして小説家との二足のわらじをはいた。そしてなんと、学者の立場で自身の小説を分析してみせた、希有の作家なのだ。副題にある「若き作家」とは、エーコが自ら小説家としては…
昨日『ラ・ロシュフコー箴言集』を読んだ。 その本のことは 9月14日分をお読みいただくとして 今日は、そのラ・ロシュフコーの誕生日なのだ。 おお、昨日だったらドンピシャリの 奇しきごインネーン だったのですが、 1日違い…
「およそ忠告ほど人が気前よく与えるものはない」 「よい結婚はあるが楽しい結婚はない」 「人はふつう誉められるためにしか誉めない」 17世紀のフランス侯爵ラ・ロシュフコーの残した格言のかずかず。 性悪説とは言…